大阪城の近くにあるNHK大阪放送局は大阪歴史博物館と一緒に建っていて、
その間にアトリウムという公開空地(法的にはこういうんだそうです)があります。
そこで鳥取県主催の「カニかにミュージアム」が開催されてます(11月14日以降は”した”)
その中身をご紹介。
まずは歴史から
このイベントですが、毎年鳥取の名産品をテーマに行われていて、一昨年はスイカ。去年は梨、
そして今年がカニ。やっと大御所登場!という雰囲気に会場は包まれていたような気がします。
お迎えのゲート
ゲートにぶら下がってるのはハリセンボン。乾燥してしまってます。鳥取沖の海産物の一つなんだそうですがなぜにカニかにでハリセンボンなのか?カニ〇楽のカニさんに出てきていただくことはできなかったのか? 見た目にポロって落ちてきったらすげー痛そうです。
ちょっと気持ち悪いかも
砂丘も名物
鳥取といえば砂丘。昔は山陰本線に砂丘っていう急行が走ってました。
その砂で作られたというサンドアート。左は後で出てきます、鳥取のマスコットトリピー、
右は、NHKのキャラなんですが・・・
背面にずり落ちるウサギ。
遊び心なのか、
センスがないのか意味がわかりません。
アトラクションもあります
これはただのブルーシートではありません。ここでカニさんがレースをするんです。
大中小3匹のカニが中央の赤い丸をスタートして、横歩きでシートの外に出るまでを競います。
おそらくカニさんはこういうツルツルしたところは嫌いなんでしょうね。
だってブルーシート海の中にないもん。
出ましたゆるキャラ
これが鳥取の
名物キャラクタートリピーです。鳥取の鳥からトリピーです。
みうらじゅんさんにゆるキャラ認定されて調子に乗ってます。うそです。
歩きにくそうです。
逃げる?トリピー
おばちゃんにも大人気です。
おさわりOK
一角にタッチ水槽なるものが。日本海の生き物にじかに触れるそうです。
私がみる直前修学旅行生が押し寄せてやたらめったら触ったそうで、
水温が上がり弱ってしまった魚もいたそうです。
(魚が「弱ったなあ」と困っているわけではありません)
なので水槽には氷が浮かんでいました。
ちなみに写真は巻貝とヒトデとうに。巻貝君ヒトデに食べられるなよ。
お勉強もできます
カニの一生なるパネル展示もあったのです。楽しいだけじゃないんですね。
カニのことがしっかり分かってしまいます。
で、これは生まれて二ヶ月目のメガロパ幼生。
これだけ見ても何のことかわかりませんよね。全体を写すのを忘れました。
これがカニ漁の全て(?)だ!
カニはこんなかごを海深くに沈めて漁をします。
もちろん本物を入れることはできないのですが、可愛らしいかにのイラストが涙を誘います
さらに、民話も!(なんだかやけっぽいですが)
むかし、行儀作法を全く知らない男がおりました。
その男が嫁をもらうことになり、親が恥をかかないようにあれやこれやと作法を教えました。
その中に「かにを食べる時にはふんどしをはずしてから食べなさい」という教えも。
ある日相手の家に呼ばれ、料理を頂くことになった男。
お膳に並んだのはかに。
男は親から教えてもらった教えを守り、服を脱ぎ、ふんどしをたたんでもう一度服を着込み
カニを食べたのでした。
めでたしめでたし・・・???
行儀作法は大切だよというお話なんでしょうが、ちょっと強引では?
(鳥取の皆さんごめんなさい)
カニやっと登場
スベスベマンジュウガニ。決して略さないこと。
なぜなら毒がありますこのカニ。
モクズショイ。海藻なんかを背中にくっつけてカモフラするそです。
ここでは毛糸をつけさせられてます。なにがなんだかわかりません。これカニか?
高級カニの一つ、タラバガニ。
名前はカニでもカニではありません。ヤドカリの仲間なんだそうです。
ヤドカリも食べるとうまいのか?いやそうではないだろな。ちっさいし。
ほかにも
・かにの甲羅なげ
・各種パネル展示
・カニを使ったクラフト作り
・トリピーステージ
など多彩なイベントで会場は賑わっていました。
まとめ
・カニのことは良く分かった。
・小学生の社会見学にも最適
・トリピーは人気者
・いろんなカニの展示があったが美味しそうなのは一部
・鳥取県大阪事務所のみなさんおつかれさまです。
親子連れで遊ぶにはいいかもしれないですね。ちょっと微妙な感じもいけてました。
結局ちゃんとした松葉がにとか出てこなくてごめんなさい。わざとです。
ではまたアディオス!